連載企画 「どんなもんじゃい!かかって来い!」

第1回 攻めるとは?-心構え編


よく先生方には、「攻めて打ちなさい!!」と言われると思います。
そして、自分では攻めていると思っているにも関わらず、「もっと攻めないと!」や「まったく攻めていない!」などと言われます。
「じゃ〜どうすればいいんじゃい!!」と思いますよね。。
そこで、ここでは、「攻めるとは?」について、「心構え編」「構えによる攻防編」「相手を動かす編」として、書きたいと思います。
この3編にした理由は、


「心構え編」は、自分はどのようにしなければならないのか?
「構えによる攻防編」は、相手に対して優位に立つためにはどのようにすればよいのか?
「相手を動かす編」は、相手に対して優位に立った後、どのようにすればよいのか?
を述べることにより、「攻めとは?」を考えることが可能だと思ったからです。
これに関しては、色んな意見があるとは思いますが、私の実経験での主観ですので、、、、

では、本題に入りましょう〜〜〜〜〜

まず初めに、「心構え編」となります。

「攻める」という言葉を聞いて、どのようなことを連想しますか?
辞書によると、「攻めるとは、敵側に攻撃を加える。また、敵の近くまで軍勢を進める。攻撃する。」と書かれています。


では、この言葉の意味のまま、剣道に置き換えてみると、「有効打突部位を打突すること」になります。
しかし、よく言われる「攻めてから打て!」ってこととは矛盾しますよね???
ここが難しいところなのです。
ここで言っている「攻め」とは、「自分の打突の姿勢を作りなさい」ってことなんです。


では、どうすればよいのか??なんですよね。。
ここでも、よく言われるのは、


・ 相手の中心と取る
・ 自分の間合いを作る
・ 気持ちで相手を圧倒する などなど
ですが、、、、、よく分からないのです。

より具体的には、次のような感じになります。
「いつでもどこでも打突ができる、気持ち、姿勢を作る!!」ってことなんです。
ここでの曲者は、「いつでもどこでも」ってことなんですよね。

では、この「いつでもどこでも打突ができる、気持ち、姿勢を作る!!」を分解しながら説明してみます。



まずは、「いつでも」ですが、これは、言葉の通り、「いつでも打突ができる!」ことになります。
今この瞬間かもしれませんし、5秒後かもしれませんし、10分後かもしれません。
でも、それぞれのその瞬間に打突ができることなんです。

次に、「どこでも」ですが、これも言葉の通り、「面、小手、胴、突きなどどの打突部位でも打突ができる」ことになります。
ただ、そんなことを言っても、100%無理です。そこで、「剣道の基本は面にあり」を前提にして、「面を打突できること」になります。

そこで、「いつでも、どこでも」を解釈すると、「どの瞬間(今?2秒後?などどんなとき)でも面を打突できる」ってことになります。



次に、「気持ちを作る」ですが、先の「いつでも、どこでも」は、本当にできるかどうかは別な話として、「そのような心構えを常に持ち続けること」になります。
人間の集中力、持続力は高が知れています。
しかし、人間は思い込みで成り立っている動物ですから、気持ちをどこに向けるか??は重要だと思うんです。。。。。



最後に、「姿勢を作る」ですが、「面を打突できる姿勢を作ること」になります。
では、「何がいいの???」になりますが、人それぞれだと思います。
前かがみだったり、後ろにのけぞってみたり、足を広げてみたり。。個人差があるものです。
このため、「基本打ち」を日々行い、自分の打突姿勢を身に付けていくわけです。
これにより、身に付いた姿勢を作ることになります。



まとめると、

「いつでもどこでも打突ができる、気持ち、姿勢を作る!!」こととは、
「どの瞬間でも打突できるように気持ちを持ち、日々の稽古で身につけた面打ちができる姿勢を取ること」


になります。

「相手に関しては関係ないの???」っていう疑問はあるかもしれません。
これに関しては、次回以降で話をするとして、今回は、


対自分に関して、どのようにしなければならないのか?が、攻めの第一歩だと思います。


相手に対してではなく、自分に対してこれを常に持ち続けることが重要だと、私は勝手に思っています。




注意 : 本内容は、私の主観的な内容です。私の経験のみでの記載ですので、理論的や学問的には間違っている場合があります。

2008年7月吉日
達人S君

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