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4年生編 パート1

試合の勝ち方教えます。 〜4年生編 パート1〜

2005年5月15日 練馬大会 キョ−スケ(4年)の負けた試合のビデオから考えてみよう。

白がキョースケだ。

キョースケ × ・ ○ A君  メ メ

相手は、6年生になった今では、同じ練馬区強化選手となった仲良しのA君だ。

まずはしあいのビデオを見てくれ! さて、なぜキョースケはまけてしまったのか??

では、このしあいのキョースケのよいところをあげてみよう。

(1)・・・・・・なし! 全くなし!!

しいて言うなら、先にせめて先に打ってるぐらいかな。

でも、ぜんぜんだめ。なぜか分かるかな?

悪いところ、その1。

まず、打つ前の竹刀のふり上げがおそいよね。よいしょってふり上げているかんじ。これでは相手に打ちますよ〜って言ってるようなものだよね。でも、3年〜4年でこういうふり方をする子っていがいと多いんだよ。3〜4年生は、まだうでの力がないからしかたがないけど、もう少し早くふり上げて早くふりおろせるはずだね。

まだ、この年代ではするどい出小手がとんでくることはめったにないけど、ぬきどうを決められてもおかしくないよね。

悪いところ、その2。

打ちのしゅるいがあまりにもワンパターンだよね。しかも同じタイミングで同じ打ちをずーっとくりかえしているよね。

そんなキョースケに対して、相手の子はどうだろう?? さいしょの引きどうは、ハタが上がってもおかしくないよね。それから、キョースケの打ちをよく見ているよね。

この年代は「引きどう名人」がしあいに強いけいこうがあるんだ。このしあいも、しんぱんによっては、引きどうでキョースケが負けていてもおかしくない。

ただ、ここで気がついてほしい。

相手の子は、やりにくそうにしてないか?? つばぜりあいの後、引きわざを先に打ってるのはどっち?? そう、相手の子だね。それをしつこくキョースケがおいかけて打ってるね。

つまり、この試合は、3年生の時のビデオのぎゃくのことがおこっているわけだ。3年生の時のビデオのときは、相手のしつこさにキョースケがじれていたけど、この試合はぎゃくに相手がじれてやりにくそうにしているね。

つまり、じつはキョースケゆうりだったとも言えるわけだ。

では、なぜまけたのか??

あいての子がいちまい上だったんだね。さいしょは引きどうやぬきどうをねらってみたけど、なかなか決まらないとなった時に、あいての子はさくせんをかえたんだ。そして面ぬき面や面かえし面でたいこうした。

見た目は、キョースケがぐいぐいおすてんかいだけど、じつはぜんぶ相手に見られていたわけだ。うしろにさがるばかりの相手の子もけしてほめられてものじゃない。でも、かくじつにさくせんを考えて、ねらいをさだめているんだ。4年生のねんだいはこれができる子が勝てるんだ。

では、整理してみよう。

同じタイミングで同じ打ちをくりかえすと、相手も気がついてしまう。

相手の技のパターンをよく見て考えて、相手のとくいわざはなにかよく見よう。そしてなにが一本になるかよく考えよう。

それが試合の中でさくせんを考えて、ねらいをさだめるということなんだ。

いいかい? 試合はだましあいなんだ。サッカーでも野球でもテニスでも何でもそうだ。あっとうして勝つこともあれば、ウラをついて勝つのも勝ちは勝ちだ。

あそこがダメならここをせめる! よく見て考える剣道をしよう!

わかったかな??

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