1      二刀ってナンだ?? どーやってやるの?? この素朴な疑問が私をつき動かしたのであった。
 
まずは小刀を作るのであった。
其の1 折れた竹刀をぶった切る。
これは私が撮った小刀の作り方ビデオです→

まずは規定のサイズを確認します。
二刀流の竹刀の長さ

男女共通

大刀 114cm以下
(3.7竹刀)

小刀 62cm以下
二刀流の竹刀の重さ
男子
大刀 440g 以上
小刀 280〜300g
女子
大刀 400g 以上
小刀 250〜280g

<切り方>

竹刀の一番太い節の部分(左写真の40cmのあたり)を基準にして、全長60cm(先端40cm+手元20cm)になるように竹刀を切ります。柄皮と先皮を付けて全長60cm+αになるイメージです。

 
其の2 ちぎりを入れる。

定規で印を付けて、糸鋸などの細いノコでミゾを入れます。

私はこの「契り」加工はあまり巧くありません。

写真に写っているノコで入れるミゾは、ちょっとブカブカです。

しかし、ブカブカぐらいの方が、多少の誤差も許容してくれるし、さっさと組み立てられるので、あまり気にしていません。

ホットメルトで契りごと軽く固定するという手もあります。

 
其の3 角を丸める。

竹刀を切った切断面の角を丸めます。

棒ヤスリや紙ヤスリなどを使って丸めます。

私が最初に作った小刀竹刀は、手抜きをして電動グラインダーでぐいぐい削りましたが、今回はちょっと職人っぽく(?)竹刀削りについてる刃の部分で鉛筆を削るように丸めてみました。

大変かなと思ったら、意外のこの方法でもいい感じに削れます。

剣先部分は、先皮を入れるので、最終的には写真よりもっと角を丸めないと先皮がスムーズに入りませんでした。

 
其の4 柄皮を加工する。
まず、先皮を裏返します。棒(あるいは竹刀の竹)を使って左写真の要領で。
次は柄の長さを決めます。柄革を切る位置は、小手を付けた状態で、鍔と小手の隙間がないぐらいがいい場合は約15cm、少し余裕が欲しい場合は約17cmぐらいです。切ったところから6〜7mmのところが縫い合わせる位置です。

小刀を持った時の「鍔と小手の隙間」が少ないと、抜刀時に持ち替えにくいとの意見もありますから、お好みでいろいろ実験してみてください。(2011.12加筆)

先に切ってから縫っても大丈夫です。私は最近はだいたい下合わせで約17cmで切ってから縫います。

(2011.12追記)

縫い合わせる位置に千枚通しで穴をあけて、皮製品用の糸や凧糸などで縫い合わせて絞ります。5〜6mmおきに5〜6箇所穴を空ける感じが良いと思います。穴が多過ぎると、あまりきれいな「おしり」になりません。

私が使った糸は、東急ハンズで売られている皮製品制作用の太い糸です。凧糸などでもいいそうです。

縫い方の特別な方法は私は知りません。とにかくジグザグ縫いで絞るようにぐいぐい引っ張って、最後はだんご結びです。

い終わったら、いらない皮を切って裏返して完成です。縫ったところから切ったところまでの「あまり」の部分が少なすぎると裏返した時に「あまり」がひっくり返って穴が空いてしまいますし、逆に「あまり」が多過ぎると、柄の先端がモコモコしてしまいます。6〜7mmの「あまり」がいいと思いますが、いろいろ試してみてください。(2011.12加筆)

意外に簡単なので、びっくりですよね。
 
其の5 完成。

 

写真は私の小刀1号と2号です。

しかし、実はこれダメなんです。3.9の竹刀の中結いだと短いものだから、2重にしか巻かれてません。1号も2号も、3.9の折れた竹刀で作ったのですが、太い部分に中結いが来てしまうので長さが足りません。中結いだけは新しくしないと駄目みたいです。

また、男子小刀の重さは 280〜300gですが、私の小刀1号と2号は共に305gと、5g重く出来上がってしまいました。少し竹刀を削れば調整できる範囲だと思います。

 
其の6 大刀について。

大刀の長さは、中学生用の3.7竹刀のサイズですが、HPを調べていくうちに、「大人男子用3.9竹刀の柄を2寸(6cm)切ればバランスが良いものが出来る」とあったので、作ってみました。

息子がもうすぐ中学生なので3.7竹刀を振り始めていますが、息子の3.7と比べて、確かに柄の太さが太く、いつもの3.9竹刀と同じ握り感です(あたりまえか・・・)。これはいい。しかし、なんだか重い!!

重さを計ってみたら、息子の3.7より40g重い! 40g・・・、されど40g・・・。

と思っていたら、なんと2回目の稽古で早くも折れてしまいました。うーむ、作るのめんどくさい!

というわけで、とりあえず中学生用3.7で稽古することにしました。(2007執筆)

更に、小刀づくり応用編はこちら。

 
「剣道五段への道」お品書きへ戻る  二刀のお品書きへ戻る

Copyright ( C) 2007 YONDAN-ENO-MICHI All rights reserved. | Produced by dadada. | Since 2006.8.18

 

 

inserted by FC2 system